このレッスンはインフレーションの基礎を扱います。インフレの一般的な定義(物価水準の持続的上昇と貨幣の購買力低下)から始まり、需要牽引型インフレ(ディマンド・プル)と費用押し上げ型インフレ(コスト・プッシュ)という2つの主要な発生メカニズムの違いを学びます。消費者物価指数(CPI)による物価変動の測定方法、インフレ率の計算方法、フィッシャー方程式による実質金利の求め方も扱います。さらに、インフレが預金者・債権者・固定所得者に与える悪影響や、ハイパーインフレーションの特徴、メニューコストなど経済全体への影響についても学べる構成になっています。
インフレーションとは、物価水準が持続的に上昇し、お金の購買力が下がる現象です。需要が供給を上回ることで起こる需要牽引型(ディマンド・プル)と、原材料費や賃金の上昇によって起こる費用押し上げ型(コスト・プッシュ)があります。物価の動きは消費者物価指数(CPI)などで測り、実質金利は「名目金利 − インフレ率」で近似できます。インフレは現金や固定金利の預金の実質価値を下げ、債権者から債務者へ富を移す効果があります。
需要牽引型インフレ(ディマンド・プル・インフレ)が発生する主な要因として、適切なものをすべて選んでください。
消費者の購買意欲の高まり, 政府の公共投資拡大による需要増
需要牽引型インフレは、総需要が総供給を上回ることで発生します。消費の増加や政府支出の拡大は需要を押し上げる要因です。原材料価格の上昇や賃金上昇は費用押し上げ型インフレの要因です。