『平家物語』―祇園精舎と敦盛最期

鎌倉時代に成立した軍記物語『平家物語』を、冒頭の「祇園精舎」と巻第九「敦盛最期」を中心に学ぶ教材です。冒頭の一節では「諸行無常」「盛者必衰」の意味、「おごれる人も久しからず」が平家一門の運命とどう重なるのか、対句と七五調が生むリズムを確かめます。「敦盛最期」では、一の谷の戦いで熊谷次郎直実が若武者平敦盛を組み伏せながら、我が子と同じ年ごろの若者を前にためらい、味方が迫る中で首を取り、のちに出家へ心を向けていく流れを、人物の心情に沿って読み取ります。あわせて、作者についての『徒然草』の記事、琵琶法師が語った平曲、和漢混交文といった文学史の要点も整理します。クイズで知識と読み取りを確かめ、フラッシュカードで語句を覚え、試験官との対話形式の試験と記述問題で、場面と心情を自分の言葉で説明する練習ができます。

  • 『平家物語』の成立時代・語りの形式(平曲)・文体(和漢混交文)を説明できる
  • 「諸行無常」「盛者必衰」「おごれる人も久しからず」の意味を答えられる
  • 冒頭部の対句表現を指摘できる
  • 「敦盛最期」の筋と熊谷直実の心情の変化を説明できる
  • 平家の栄華と滅亡の流れを冒頭の無常観と結びつけて説明できる

Zestly が作成した練習用教材です。『平家物語』冒頭の引用は古典原文(教科書等で通行の表記)によります。

サンプル問題

『平家物語』の文章の特徴として適切なものをすべて選んでください。

答えを見る

和漢混交文である, 対句表現が多用されている

『平家物語』は和語と漢語が混ざった和漢混交文で書かれており、対句表現が多用されることでリズム感が生まれています。

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