近代文学史の流れ―明治・大正・昭和初期

一つひとつの作品で学んできた近代の作家たちを、文学史の流れの中に位置づけるための教材です。坪内逍遙が『小説神髄』で写実主義を唱え、二葉亭四迷が『浮雲』で言文一致体を試みた明治二十年前後から、尾崎紅葉の硯友社と「紅露時代」、森鷗外『舞姫』や樋口一葉『たけくらべ』、雑誌「文学界」「明星」に代表される浪漫主義、島崎藤村『破戒』と田山花袋『蒲団』の自然主義、それに距離を置いた夏目漱石の余裕派と、永井荷風・谷崎潤一郎の耽美派、大正期の白樺派と新思潮派、そして昭和初期の新感覚派とプロレタリア文学までを順にたどります。運動ごとの主張や特徴、代表的な作家と作品、おおよその年代と順序を確かめ、作家どうしの関係もつかみます。クイズとフラッシュカードで要点を覚え、試験官との対話形式の試験と記述問題で、流れを自分の言葉で説明する練習ができます。

  • 写実主義・浪漫主義・自然主義・余裕派・耽美派・白樺派・新思潮派・新感覚派・プロレタリア文学の特徴を説明できる
  • 主な作家と作品、所属する流派を正しく結びつけられる
  • 文学運動を年代順に並べられる
  • 言文一致運動の意義を説明できる
  • 自然主義とそれに対する反発の関係を説明できる

Zestly が作成した練習用教材です。作品本文の引用はなく、文学史上の事実を整理しています。

サンプル問題

自然主義文学の代表的な作品と作家の組み合わせとして、正しいものをすべて選んでください。

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島崎藤村:『破戒』, 田山花袋:『蒲団』

島崎藤村の『破戒』と田山花袋の『蒲団』は、いずれも日本の自然主義文学を代表する作品です。夏目漱石は余裕派、芥川龍之介は新思潮派に分類されます。

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