明治から昭和初期にかけての日本の近代詩が、どのように姿を変えていったのかを、四人の詩人の作品で確かめる教材です。島崎藤村の『若菜集』に収められた「初恋」では、「まだあげ初めし前髪の」で始まる七五調の文語定型詩のリズムと、林檎に託された初恋の思いを読み取ります。北原白秋の『邪宗門』では、切支丹や黒船など南蛮の事物を連ねた異国情緒あふれる象徴詩の世界にふれます。萩原朔太郎の『月に吠える』では、「竹が生え」をくり返す詩「竹」の鋭い感覚と、口語自由詩の確立を学びます。宮沢賢治については、没後に手帳から見つかった「雨ニモマケズ」が描く理想の生き方を考えます。あわせて反復・体言止め・倒置などの表現技法を整理します。クイズとフラッシュカードで基礎を固め、試験官との対話形式の試験と記述問題で、詩の鑑賞を自分の言葉で書く練習ができます。
Zestly が作成した練習用教材です。詩の引用は青空文庫所収の『若菜集』(島崎藤村)、『邪宗門』(北原白秋)、『月に吠える』(萩原朔太郎)、〔雨ニモマケズ〕(宮沢賢治)によります。
萩原朔太郎の詩集『月に吠える』について、当てはまるものをすべて選んでください。
口語自由詩の確立に大きく貢献した, 病的で鋭い感覚を表現した作品が含まれる
萩原朔太郎の『月に吠える』は、口語自由詩を確立した記念碑的な作品であり、その詩風は病的で鋭い感覚を特徴としています。南蛮趣味は北原白秋の特徴です。