宮沢賢治の童話―『よだかの星』と『注文の多い料理店』

岩手に生きた宮沢賢治(1896〜1933年)の代表的な童話二編を読む教材です。『よだかの星』では、みにくいと嫌われ、鷹から「市蔵」に名を変えろと脅されたよだかが、甲虫をのみこんだときに、自分もまた毎晩たくさんの命を奪って生きていることに気づいて苦しみ、星々に断られながらも空へのぼり続けて、燐の火のような青い光となる結末までをたどり、その意味を考えます。『注文の多い料理店』では、イギリスの兵隊のかたちをした二人の紳士が山猫軒の扉の「注文」を自分たちに都合よく読み違えていく過程と、それが実は自分たちを料理するための注文だったと気づく場面を、言葉の二重の意味に注目して読みます。紙くずのようになった顔が元に戻らなかった結末や、作品にこめられた風刺も考えます。クイズとフラッシュカードで筋を確かめ、試験官との対話形式の試験と記述問題で、自分の考えを言葉にする練習ができます。

  • 『よだかの星』のあらすじと、よだかの苦しみの理由を説明できる
  • よだかが青い光になった結末の意味を自分の言葉で述べられる
  • 山猫軒の注文の表の意味と本当の意味を説明できる
  • 『注文の多い料理店』の紳士たちの人物像と風刺を説明できる
  • 宮沢賢治とイーハトーブについて基本的な事柄を説明できる

Zestly が作成した練習用教材です。本文の引用は青空文庫所収の『よだかの星』『注文の多い料理店』(新字新仮名版)によります。

サンプル問題

宮沢賢治の作品世界である「イーハトーブ」に関する記述として、正しいものをすべて選んでください。

答えを見る

賢治が岩手県をモデルにして作り上げた理想郷である, 賢治の童話や詩に繰り返し登場する心象風景である

イーハトーブは、宮沢賢治が岩手県をモチーフにして作り上げた心象世界であり、彼の多くの作品の舞台となっています。

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