『徒然草』『方丈記』―随筆と無常観

鎌倉時代の二つの随筆、鴨長明『方丈記』と兼好法師『徒然草』を一緒に学ぶ教材です。『方丈記』では冒頭「行く川のながれは絶えずして」の比喩が何を言おうとしているのか、安元の大火や養和の飢饉などの災厄の記録、日野山に結んだ一丈四方の庵での暮らしを確かめます。『徒然草』では序段の「つれづれなるままに」、仁和寺の法師が石清水八幡宮に参りそこねた話とその教訓、「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」に表れた美意識を読み取ります。あわせて「つれづれ」「あやし」「あらまほし」などの基本古語、日本三大随筆、無常観と隠者文学という文学史の要点を整理します。クイズで知識を確かめ、フラッシュカードで古語と作品知識を覚え、試験官との対話形式の試験と、手書きで答える記述問題で、原文の内容を自分の言葉で説明する力を養います。

  • 『方丈記』と『徒然草』の作者・成立時期・ジャンルを説明できる
  • 『方丈記』冒頭の比喩が人と住まいの無常を表すことを読み取れる
  • 仁和寺の法師の話の筋と「先達はあらまほしき事なり」の教訓を説明できる
  • 第百三十七段の美意識を自分の言葉で説明できる
  • 「つれづれ」「あやし」「ものぐるほし」「あらまほし」の意味を答えられる

Zestly が作成した練習用教材です。『方丈記』の引用は青空文庫所収の本文、『徒然草』の引用は『國文大觀』所収の本文(いずれも著作権の切れた古典原文)によります。

サンプル問題

『徒然草』第五十二段「仁和寺にある法師」において、法師が石清水八幡宮に参拝したつもりで拝んだ場所として、正しいものをすべて選んでください。

答えを見る

極楽寺, 高良

法師は山麓にある極楽寺と高良を拝んで、石清水八幡宮に参拝したと思い込み帰ってしまいました。本殿までは登りませんでした。

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